メサイアコンプレックス

更新日:2021年7月27日

 昔の勤め先でお節介な同僚がいてとても苦労したことをふと思い出した。彼はメサイアコンプレックスであったと今頃になって気が付いたからだ。

何故、今頃になって気が付いたかというと、最近またしても私の周りにお節介な人が現れ、うんざりしてネットで調べていたところ「メサイアコンプレックス」というものを知り、これまでの謎がようやく合点したからだ。


 メサイアコンプレックスとは過去のトラウマから、低い自己肯定感を埋めるために他人に過度におせっかいをしてしまう人の傾向を指すらしい。

その中でも特に今回調べて合点したことは、相手の世話を焼くにとどまらず、その相手が「世話を焼くだけの問題がある人」だとラベルを張ることだ。

世話を焼く自分を正当化するために、相手には「問題がある」と断定し、最終的には助けた側の自分を上位に位置付け、周りに感謝を求める点が厄介である。


 思えば以前の勤め先では誰かのミスをあえて膨らませてから自分がフォローすることで評価を稼ごうと企てる輩が一定数いたが、それだけならばまだ可愛いもので、複雑なのは評価稼ぎと偽善(自分は人を助けたんだと思い込み)が絡まっている点にあるが、いずれにしても、自分の低い自己肯定感を埋めようとすることが目的だろう。

本人も恐らく無自覚にこのような言動をとってしまっているようにも思えるし、周りには良いことをしているようにも見えるので問題にはなりにくいことも厄介である。


 今回メサイアコンプレックスというものを知り、過去のモヤモヤガが晴れ渡ったと同時に、満たされない自己肯定感を何らかの方法で埋めようとする諸問題は、誰にでも起こりうるもので、決して他人事ではないということが理解できた。

 このような迷惑なレベルでお節介な人との付き合いや、そのような人がいる環境とは関わりを断つこともまた重要な選択だと思う。




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